経験から学び、継承する
建築(すまい)は人の暮らしと共に歩んできました。
そこではさまざまな試行錯誤が行われ、自然と向き合う知恵、安全性や利便性を高める技術、さまざまな生活文化が蓄積されています。
これらの記憶や経験から学び、今日に相応しい姿を模索しながら次の世代に伝えてゆくことが大切だと考えています。
長く安心して住むことができるのはもちろん、ライフスタイルについてよく話し合い、豊かな暮らしの器として
人の心や身体、環境とふれあうものでありたいと思います。
住む人の思い、設計の意図、つくり手の息づかいが伝わる家。 自然素材、地産地消を心掛けます。
そして周辺環境をふまえ、地域からも愛され誇りとなる生活環境をつくりたいと思います。
設計 施工の分離
のすすめ
一般的に家造りは、設計から施工まで行う「設計施工一括」と、設計と施工を分ける「設計
施工の分離」という方法があります。
「設計
施工の分離」によって設計事務所は独立した立場となり、施主の側に立ち工事やコストのチェックができるようになります。
施主 + 設計事務所 +
信頼できる施工者
が三位一体となり取組むことが最良な方法と自負しています。
また、多様化した今日では、工法、材料、法規、契約、支払いなどで戸惑われる方が多いようです。
職能に基づき、適切にアドバイスするよう心掛けています。
建築のコスト、設計監理料
について
多くの方が、ハウスメーカーや工務店に依頼すればコストは抑えられるのでは?と思っているようです。
しかし、実際には営業、広告、展示場などの経費や、社内や外注による設計や管理の費用がかかっています。
設計事務所は、見積が適正であるか、施工が正しく行われるか独立した立場でチェックします。
独立した立場ですので、より安心で確かなものになります。また、かかる費用のほとんどは建物のために使われます。
設計監理料は、30〜40坪の住宅の場合10%程度になります。詳しくは、用途、規模、構造などにより異なりますのでお問い合わせ下さい。
設計事務所による家づくりの主なメリットは
・良く検討することで、ここちよく長く住める家になります。 結果的に予算を有効に使うことになります。
.綿密な打合せを行い、多くの図面を作成しますので、将来の増改築に役立ちます。
・職能に基づき独立した立場でアドバイスをします。 契約や施工のトラブルを未然に防ぐことができます。
・敷地条件や予算が厳しい時もバランスの良い予算配分を行い、設計の工夫も試みます。
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